カリーニングラード 〜 リトアニア旅行記
カリーニングラード 〜 クライペダ 〜 カウナス 〜 ヴィリニュス
28.04.2001 〜 02.05.2001

プロローグ
1日目: モスクワ → カリーニングラード
2日目: カリーニングラード
     → クライペダ → カウナス
3日目: カウナス
4日目: カウナス → ヴィリニュス
5日目: ヴィリニュス → モスクワ

プロローグ


甲:「今度の連休、どっか行きたいね」
イ:「どこが良いかな〜?ちょっと地球の歩き方見てみるよ。」(すでに権威に頼り気味)
甲:「どこかエキゾチックなところがいいかも」
イ:「じゃぁ、ウズベク行こうよ。まだそんなに暑くないし、地球の歩き方みたらすごいきれいそうだし」(相変わらず)
甲:「・・・いいねぇ。」
イ:「でも確かウズベク、ビザいるよね。じゃ調べてみるわ」

 〜1日後〜

イ:「ウズベク、ビザ、ワーキングデイで7日間だって・・・間に合わない」
甲:「えっ、じゃどうする?」
イ:「う〜ん、ビザいらないところ、ビザいらないところって・・・ロシアかヨーロッパしかないし・・・」

 〜中略〜

イ:「みたいな」
甲:「そうだね」
イ:「砂浜なんていいね」
甲:「そうだね」
イ:「しかも今じゃなければ行けないところ」
甲:「そうだね」
イ:「ロシアにはどんな海があるっけ?」
甲:「極東じゃなければ、北極海、バルト海、黒海、カスピ海・・・かな?」
イ:「ソチはもう行ったし・・・カスピ海もロシア側はおもしろくなさそうだし・・・北極海は・・・もうムルマンスクに行ってきたっていってたよね〜」
甲:「うん」
イ:「じゃぁ、やっぱりバルト?
甲:「でももうバルト3国ともまわってきたでしょ」
イ:「う〜ん、そうだけど、もう1回行きたいし・・・そういえば、あそこに飛び地あったよね?」
甲:「そうだね」
イ:「そうそう、カリーニングラードなんてどう?ロシアだから今更ビザ取らなくても良いし」
甲:「そうだね」
イ:「カントの墓もあるし」
甲:「そうなの?」
イ:「でもそれだけじゃつまらないから、やっぱり砂浜だよね。リトアニアの沿岸部に砂丘があるから行ってみない?」
甲「そうだね」
イ:「そこからさぁ、『命のヴィザ』のカウナスにまわって、ヴィリニュスから帰ってくるってのは?」
甲:「そうだね」
イ:「じゃ、カリーニングラードとリトアニアで決定だね!
甲:「・・・は、はぁ」



とまんまとイワノフの行きたい所へと方向転換成功(一部誇張)。
地球の歩き方にしっかり載っているカウナスに行きたくなったのは「旅行に行くときの必携ナンバー1はトラベルガイドと日頃から言っている(嘘だけど心情的には真実)自分にとってはある意味必然ともいえよう。しかし地球の歩き方に半ページしか割かれていない(しかも「ロシア」ではなくて「バルト3国」バージョンの方)カリーニングラードに興味を持ったのは、ただの気まぐれでしかなかった。あるいはバルトに行く説得のための材料とか。

 しかしこの安易さが後々響いてくるのである。


1日目 モスクワ → カリーニングラード
(4/28) 1日目から問題は山積みさ
 モスクワを朝早く出る。朝シェレメチボ1空港で友人・甲(仮名)と待ち合わせ。待ち合わせは成功。9:15カリーニングラード行きアエロフロートのチェックインをすませる。

 
 (事情につき中略)

カリーニングラードに入るときは、国内線でも外国人にはパスポートチェックがあります
ロシアでは昼休み時間がしっかりありますので、旅行の際はご注意を

 さて、時間は既に2時半。次のバスは3時らしいが、明日カリーニングラードを経ってしまう我々としては少しでも時間が惜しいので、タクシーに乗っていくことに。運ちゃんの言い値300ルーブル(1200円)で、市の中心のホテルまで30分ほどのどかな風景を走った。

カリーニングラード空港から市内までタクシー : 300ルーブル(言い値なので安くなる可能性大)


 ホテルで荷物をおいてすぐさまとりあえず必見と思われた大聖堂&カントの墓にむかう。またホテル前のタクシーを使った(言い値で50ルーブル(200円))ので、少し相場よりは高めと思われるが気にしない。中心地はプロイセン時代の建物が残っているのでヨーロッパの雰囲気だが、少しはずれると雰囲気はソヴィエトになってしまうようだ。

市内のタクシー移動 : 50ルーブル(あれば十分)

 大聖堂(この後ろにカントのお墓)

残念ながら中は現在改装中。外側は最近修復されたらしい。ゴシック建築、プロイセン時代の1333年に建てられたとのこと。裏側にはひっそりと哲学者カントの墓が・・・と思いきや。

 ・・・子供たちがベタベタ触ったりして遊んでる・・・。

いいのか
そしてその横にはこの建物。

 House of Soviet

これぞソヴィエトとドイツの融合。建築中でおわってしまったらしいソヴィエトハウス。ガイド「ロンリー・プラネット」によると「ソヴィエト建築の中で最も醜い創造物」とのこと。この写真だとよくわからないけども、実際結構ボロボロ
さて、とりあえず明日のバスのチケットを買いにバスステーションまでトロリーバス(4ルーブル=16円)。駅前で両替(1$=28.6ルーブル、モスクワより少し悪い)し、バスステーションに行ったら休憩中。しょうがないのでカフェで休憩。おなかも空いていたのでちょっとスープでも飲もうかと思って、メニューを見る。10種類くらいあって、どれにしようか迷っていたら、店員「これしかできないわよ」。・・・こんなにあるのにできるのは1つだけ?しょうがないのでそれを頼んだら。

 店:「それもないわ

お前があると言ったんじゃないのか〜?
バスのチケットはあっけないほど簡単に手に入った。パスポートも何も必要なし。リトアニアのクライペダまで、85ルーブル(340円)・・・国境越えして4時間も走るのにこの安さは・・・。すばらしい
トロリーバス : 4ルーブル(検札係に払う)
カリーニングラード → クライペダ のバス料金 : 85ルーブル(+手数料5ルーブル)
その後、とりあえずホテルで休憩の後、中心地を散歩しつつ、夕食は木彫りの熊が目印のレーニンスキー・プロスペクトにあった地下のロシア?料理屋で。サラダ、スープ、メインにビール2杯とコーヒーで1人250ルーブル(1000円)くらいで、味も結構いけてました。それにしても、新しい中心地はやっぱりロシア的、というかソヴィエト的。昔プロイセンの首都だったとは思えません。他のロシアの街と同じ、一様な世界。映画「運命の皮肉」を思い出すのは自分だけではない、と思う。
それからひどく疲れがたまっていたので、ホテルの隣のスーパーで酒買って部屋で飲んでその日は就寝。

続き(2日目:カリーニングラード)

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